マティス・クロード CV:天崎滉平
富裕区に住む17歳の少年。
大好きだったお兄さんを死刑執行人に殺されてしまい復讐を図っている。普段は引きこもりで屋敷から出てこない。
最初の印象
引きこもっているせいで庶民の感覚とずれているのがまた面白い。お坊ちゃんって感じ。
以下ネタバレありです!
未プレイの方はプレイ後に読むことをおすすめします!
マティスといえば、小さい頃に虐待を受けていたのが印象的でした。
うまく話せないから勉強ができないからという理由で屋敷に閉じ込められていた日々。
そんなマティスの味方になっていたのはお兄さんとジャン。
ご飯を持ってきてくれたり兄が書いた小説を読んでもらったりとマティスにとって3人で過ごした時間は宝物のようだったことでしょう。
なんて思っていたのですが!!!
とある娼婦の証言からクロード家に弟はいないって言われて鳥肌が立ったよね。
え、じゃあマティスは一体…?!(突然のホラー)
って思っていたらジャンが現れて娼婦を殺してしまったのです。
ひええええええ!
どういうことー?!
実はジャンがクロード家の一人息子。
本当の名前は死んだと思われていたマティスの兄であるカミーユだったのです。
もともと娼婦のロザリーに一目惚れしたカミーユは、何度も口説いて婚約することになったんだけど、妊娠して明日が結婚式という時に嫉妬した娼婦にロザリーが殺されてしまった。
ロザリーはバックアップを取っていなかったため、死体をそのまま保管してカミーユはロザリーの記憶を作ることにしたのです。
その人体実験にと作られたのがマティスだったのです。
正直びっくりしすぎて目が飛び出そうになりました。
今まで一緒に小説を作っていたマティスとの幸せな時間が一気に崩れ去りました。
車の運転をすると気性が荒くなる性格。
虐待されたつらい思い出。
死刑執行人に殺された兄の記憶。
全てが他人の記憶だったのです!
マティスはカミーユに作り出されたホムンクルスで色んな人の記憶の集合体によって作られていたのでした。
しかも産まれて1年しか経っていなかったのです。
衝撃すぎました。
マティスの記憶は研究所から盗まれた記憶データだったのかなって思いました。
恋愛感情は引き継ぎができるのか、その検証をするためにヒロインちゃんとマティスは地下牢で人体実験をさせられます。
DVをしてくる男性や快楽殺人者の人格をインストールされるマティス君。
人格が変わっても愛を貫けるかという人体実験です。
(声優さんの演技がめちゃくちゃすごくて鳥肌が立った)
もうワケワカメですよ\(^o^)/
なんでこんなひどいことするんだ。
ジャンにとってマティスはただの実験材料だったのかって思うと、二人の相性抜群だったやり取りを思い出して涙が出そうになりました。
しかしどんなに辛い目にあっても愛を忘れないマティスと愛を貫くヒロインちゃん。
絶望エンドが辛すぎた。
救済エンドを早く見たいです。
【三幕終わって帰ってきました】
救済エンド見たんですけど涙が止まらない
自分を取り戻したマティスだったんだけど、研究所を破壊されたので結局生きられないんですよ…(救済エンドとは…)
なんて思っていたらエンディングの後に続きがあってびっくりしました\(^o^)/
そうだよねw さすがにあれで終わらないよねw
マティスは実はカミーユの息子だったわけですよ。なんかもう泣いた。
「ーーはっ。なーにが兄さんだよ。大ハズレだ、ドジマティス」
「俺たちの【もう一人の息子】はさ。ろくに子育てもしてないのに……」
「愛する女の子に、何度だって恋ができるーーー」
「俺なんかよりずっと、立派な男になったぞーー……?」
って言うカミーユから愛情が溢れていて涙が出そうになりました。
結局死んだかと思ったらリライバーとして復活したマティスくん。
ヒロインちゃんもリライバーとして生まれ変わる準備をしていて毒の謎を解けないけど、お金持ちのマティスくんと結婚して半永久的な幸せを手に入れることができたのかなって思いました。
どうか二人に幸あれー!!!
あとリライバーになると決意したヒロインちゃんにアンクゥが飴玉を渡すシーンが泣けた。
三幕プレイ後だったので、アンクゥの気持ちを考えると苦しかったです。
しかし個人的にはマティスの救済エンドは制限なしで見たかった。
内容を忘れていたのと、絶望続きでメンタルボロボロになったYO\(^o^)/