リュカ・プルースト CV:平川大輔
教会や養護施設で授業を行う訪問教師。
子供たちを大切に扱っている。
最初の印象
精神的に安定していて子供が好きな印象でした。
以下ネタバレありです!
未プレイの方はプレイ後に読むことをおすすめします!
金色の長い髪の毛がキレイで教師として働くリュカ先生。
見た目は美男子という感じなのですが。
イヴが怪我をした時にエクソシスト教と関わりのある病院を紹介してくれたのはリュカさんでした。
美人な見た目とは裏腹にめちゃくちゃ強い。
死にかけのイヴの肋骨を折ったり(そのおかげで蘇生したけど笑)、2人がかりで持っていた荷物を1人でサクッと持ち運べるし、お酒にも強く12本飲んでも酔っ払っていなかった。
なんという強さだ…。
そんなリュカさんですが、エクソシスト教の病院で愛する妹ナディアが入院しています。
たった1人の身内で毎日のようにお見舞いに行き日記を書いて読ませてあげています。
ナディアは生まれつき病弱な体質で。
不治の病と言われ、どこの病院でも見てもらえなかったのですが、エクソシスト教の病院だけがナディアを診てくれました。
しかしその代わりにリュカ先生が死刑執行人としてリライバーを殺していたのです。
めちゃくちゃびっくりしました。
リライバーの心臓をナディアに捧げるとナディアの病気が治ると洗脳されていたのです。
実際はナディアを心肺停止させて蘇生するということを繰り返してリュカ先生を騙していたわけですが。
本当に胸糞悪いな。
エクソシスト教の教祖である医院長のカプシーヌは実はシアンの研究所の研究員でした。元の名前はオーティと言い、貧困街の孤児を攫って人体実験などをして研究所から追い出された人でした。
リュカ先生は自衛団の元リーダーの息子。生まれつき病弱だった妹とは逆に生まれつき強健な染色体を持っていたのです。
もともとヒロインちゃんに恋をしていたらしいのですが、恋の発端となったのは火事現場。イヴが助けてくれた家事で無傷で炎から出てきたヒロインちゃんを見て好きになったのだとか。
いやー、しかしリュカ先生ルートは辛かった。
殺人兵器と言われるような強い肉体を持ったからこそカプシーヌに利用されたと思うと本当に腹ただしい。
実はカプシーヌにリュカ先生のことを教えたのは、支援者であるダハトだったのですが。
しかもカプシーヌがナディアの遺伝子に20人ぐらいの女性をくっつけて巨大ナディアを作ってたのを見た時は悪趣味すぎて気持ち悪くなりました。
不死身のアンクゥに何度も助けてもらって、ああ…アンクゥ好き…ってなったのですが、
リュカ先生がみんなを殺した後に白骨死体になったヒロインちゃんに指輪をあげるシーンはなんとも言えない気持ちになりました。
ああああああ…絶望すぎる。
早く救済エンドを見せてくれぇ〜い!
【三幕終わって帰ってきました】
絶体絶命の大ピンチの時に一時的に意識を取り戻したナディアちゃんのおかげで、カプシーヌを倒すことができました。
いやー、めちゃくちゃスッキリしました\(^o^)/
私たぶんめっちゃカプシーヌ嫌いですね。
このゲームで一番嫌いかもしれない笑
しかしナディアは女性をくっつけられて身体が悲鳴を上げているため、兄に自分を楽にして欲しいと伝えます。
このシーンで涙が止まらねー!!
「……ナディア。私は結局……兄として、あなたに何もしてあげられなかった」
「もしも……。来世というものがあるならーー」
「次は、こんな狂った兄の下に生まれず」
「温かな家族に囲まれて。どうか、幸せにーー」
(……いやよ。来世も丈夫な体じゃなくて、いいから)
(私は何度生まれ変わっても。にいさまと、ねえさまの……妹がいい)
この兄妹よ…。
絶望エンドでは喧嘩して仲直りしないままナディアと会話ができなくなっていましたからね。
きちんと仲直りできてお別れできてよかったなって思いました。
動脈を切られていつ死んでもおかしくない状態だったリュカ先生ですが、
最後はヒロインちゃんに膝枕をされた状態で亡くなりました。
一人で死にたくない。
愛する人に看取られたい。
そう願っていたリュカだったからこそこのエンディングだったのかなって思ったのですが、
これって救済エンドなのー?!
ってなってしまった(´;ω;`)
でも最後生まれ変わりを思わせるような終わり方は救われました。
誰よりもアンクゥが救われたんじゃないかなって思う。
リュカやヒロインちゃんが生まれ変わることでアンクゥに新たな希望が生まれるわけですもんね。
いやー、しかししんどかったよー!!
正直リュカ先生は三幕の救済エンドでシアンの護衛をやっている方が幸せそうだった。
えーん…つらいよー。