こんにちは、乙女ゲームにハマりマンのいちごです。
な、なんと今回は長年乙女たちに愛されているゲーム「薄桜鬼 鏡花録 」をプレイしました\(^o^)/
薄桜鬼はアイディアファクトリー(オトメイト)から2008年に発売された乙女ゲームです。何本もシリーズ化していますが、ゲームに留まらずテレビアニメやOVA、舞台にミュージカル、映画と様々な展開をしています。
キャラクターデザイン・原画はカズキヨネさんが担当しており、イラストがとても美しいです。
そんな不動の人気作である「薄桜鬼」。函館の五稜郭に旅行するのをきっかけに積んでいたゲームに手を伸ばしたのでした。
ということで、今回はオトメイトの代表作「薄桜鬼」をプレイしたいと思います!
ネタバレについて
★未プレイの方も読めるようにネタバレ記事を隠しています。ゲーム購入の参考になれば嬉しいです。
★ネタバレ記事には愛情たっぷり言いたい放題ツッコミ多めになっています(たまにスチルバレあり)。苦手な方はご注意下さい\(^o^)/
薄桜鬼 鏡花録 の簡単なあらすじ
幕末文久三年から物語は始まります。ヒロインである雪村千鶴ちゃんは江戸育ち。蘭学医をしている父、網道は京で仕事をしているはずが突然連絡が取れなくなり、千鶴ちゃんは男装をして網道探しの旅を始めます。そんな時、夜道を歩いていると、おかしな人達に絡まれ新撰組と出会います。そこから千鶴ちゃんは新撰組の生き様を見届けていくのでした。
オープニングムービー
オープニングムービーは公式サイトにてご覧ください。
キャラクターのおすすめ攻略順
オススメ順は結構難しいのですが、メインキャラクターである土方歳三は最初か最後にプレイするのが良いなと思いました。
まずは全体像を見たい方は土方さんから。少しずつ新選組の行方を知りたい方は土方さんを最後にプレイしてください。
土方さんを最初にプレイする場合
- 土方歳三
- 沖田総司
- 斎藤一
- 藤堂平助
- 原田左之助
- 風間千景
土方さんを最後にプレイする場合
- 斎藤一
- 沖田総司
- 藤堂平助
- 原田左之助
- 風間千景
- 土方歳三
▼オススメの攻略順の理由
私は函館に旅行に行く前に急いでプレイしたということもありメインキャラの土方さんを一番先にプレイしました。
土方さんルートだけで物語が完結しています。特に終わり方がとてもきれいなので、最後にプレイするのも良いかもしれません。
土方さんを一番最初にプレイすることで、物語の全体を見れたので結果良かったです。
2人目以降は公式サイトの並び順を参考にプレイしたのですが、この順番で良かったです。それぞれのルートでその人達の生き様を近くで見ることができます。土方さんルートでいなくなったあの人はこういう考えだったのか…など感慨深いものがありました。
風間さんルートは少し離れた場所で新撰組の動きを見られたので、少し違った客観的視点で見ることができました。ノーマルルートの分岐もあるため、風間さんルートは最後で良かったです。
薄桜鬼 鏡花録 のキャラ別感想
雪村千鶴
この物語のヒロインである雪村千鶴ちゃん。16歳で身長155cmです。
男装して父を探しに京にやってきたところで新撰組と出会いました。
▼ネタバレを読む
最初は羅刹を見てしまったから口封じに幽閉されていたのですが、素直で頑張りやさんで自分のできることをコツコツとやっていたから、新撰組の幹部の信頼を得ることができました。
千鶴ちゃんを通して新撰組の生き様を見ていくのですが、千鶴ちゃんが良い子だから新撰組の皆に受け入れられて、近くでその人達の生き様を見ることができたんだろうなって思いました。
土方歳三 Cv.三木眞一郎
メインキャラクターである土方歳三さんです。新撰組副長で身長172cm。
▼ネタバレを読む
「鬼の副長」と呼ばれているけど、その行動は全て新撰組と局長の近藤さんのためを思っての行動なのです。
この薄桜鬼はまさに土方さんのためのゲーム\(^o^)/
何より生き様がかっこいいです!
土方さんルートでは千鶴ちゃんがずっと側にいて土方さんの生き様を傍で支えます。
最初は怖かった土方さんも少しずつ少しずつ千鶴ちゃんに惹かれていきます。
「別に俺は、寝ても覚めてもお前のことで頭が一杯なわけじゃないからな」
という台詞があったんですが、いやいや頭いっぱいだろ!可愛すぎだろ!って思いましたね。
そして風間が襲撃に来た時も、土方さんが守ってくれます。
でもね…風間さんの
「貴様、その女は俺のものだ。人間風情に渡すわけにはいかない」
っていう台詞にドキドキしてしまいました。
あ…私…そっちに行きたい\(^o^)/
って思っちゃったのおおおおお。
ごめん、土方さん!土方さんもかっこいいの。
でもほら、イケメンの鬼王子に俺のものとか言われるとさ☆テヘペロ!←
頭に花が咲いたようなことを行っていますが、ゲームでは深刻な案件が次々に進んでいます。
山南さんが羅刹という人間の体を強化した幽霊のようなものになってしまって、その研究を進めます。
土方さんルートで、何度も何度も山南さんを止めるタイミングがあったのに、「もう少し様子を見よう」と先延ばしにしていってしまいました。
それは羅刹がもしかしたら戦力になるかもしれないという期待。そして山南さんを失いたくないという思いがあったからなのでしょうか。
土方さんルートで、井上さんが千鶴ちゃんを守って亡くなってしまうのですが、土方さんに伝えて欲しいといいます。
「力不足で申し訳ない。最後まで共に在れなかったことを許して欲しい」
「こんな私を今日まで一緒に連れてきてくれて……、最後の夢を見せてくれて、感謝してもしきれない……とね」
という台詞がもう苦しくて苦しくて…。
優しくていつも千鶴ちゃんをフォローしてくれていた井上さん。私が千景のところに行くから、井上さんを見逃してほしい的なことを伝えると、
「……やれやれ、女を盾にして逃げろっていうのかい?そりゃ、武士の風上にもおけんだろう」
「それにな…、子供を守って死ぬってのは、親の本望でもある。親ってのは子供より先に死ぬもんだからな」
っていう井上さんの言葉に、
全俺が泣いた!!!!
ずっと千鶴ちゃんのことを見守ってくれていた井上さん、娘のように思ってくれていたんです。
自分が弱いのも分かっている、そんな弱い自分を仲間にしてくれた新撰組に感謝していて、弱い自分が鬼と戦って勝てるわけがないということも分かっている。
それでも…!それでも!千鶴ちゃんを守ろうとする姿…!!!
まさに武士です!!!!
めちゃくちゃかっこいいです。井上さんの大ファンになってしまいました。悲しいよー。
そしてそこに現れた土方さん。羅刹となり千景さんを倒そうとします。
「いい加減、我慢ならねえ。腰抜けの幕府共も、邪魔くせえ鬼も」
「まがい物だと?それが一体どうしたってんだ」
「俺達は今までも散々、武士のまがい物として扱われてきたじゃねえか」
「だけどな……、今の世の中、どこに武士がいるってんだよ?」
「腰が引けて城の中閉じこもって、日和見決め込んで……」
「あわよくば勝ち馬に乗ろうなんて考えてる卑しい連中ばかりじゃねえか」
「俺たちはそんな連中より、よっぽど武士だぜ!」
っていう台詞がめちゃくちゃ胸に響きました!!!
ずっと武士としての志を持っているのに、剣を使える力もあるのに、それでも生まれが武士の家ではないというだけで差別されていた新撰組の皆。
ずっと納得いかない扱いを受けて、それでも前を向いて進んでいった。
きっと胸に秘めた想いはとてつもないものだったはず!!
しかしそんな土方さんを冷静に見ていた山崎さん。
「……何をしているんですか、副長!あなたは頭で、俺は手足のはずでしょう」
「そんな風に我を忘れて敵陣に突っ込んで、どうするんですか……」
そう言って、自分を犠牲にして土方さんを逃したのです!
うわああああああああ!
山崎さーーーん!
ずっと陰で見守ってくれていて、汚れ仕事もやってくれて、淡々と仕事をしていた山崎さん。
もう…全俺が泣いた!!!(2回目)
もう山崎さん攻略できないんですか?私山崎さんめっちゃ好きなんですけど…と思っていたら、真改で攻略できると聞いてめちゃくちゃテンションあがりました。
そして攻略できると聞いたその日にポチッとしちゃいました\(^o^)/
もうすごい好きだわー。山崎さんとか斎藤さんとか淡々と仕事をしているのに内なる情熱が溢れてる方って本当好みなのです!
その後、負け戦のせいで近藤さんのやる気がなくなってしまった時も、土方さんはずっと近藤さんの背中をたたきました。
そう、土方さんの夢は近藤さんを出世させることだったのです。
しかし近藤さんは「そろそろ、楽にさせてくれないか」といいます。
そして新政府軍に投降した後、斬首刑に処されてしまったのでした。
ずっと新撰組のため、近藤さんのために動いていた土方さんはさぞかし辛かったことでしょう。
「徳川の殿様と同じで、絶対に見捨てちゃいけねえ相手を捨てて……、てめえだけ生き残ってるんじゃねえかよ!」
という土方さんの言葉がとても重たかった。
ずっと尽くしてきた幕府に裏切られても、それでも土方さんは自分の中の正義を貫き通します。
少しずつおかしくなっていった新撰組。
大きく強く一体となって走っていたはずの新撰組という固まりが、ひとつ、ひとりずつこぼれ落ちていくような感覚でした。
一体なぜ新撰組はおかしくなってしまったのか。なぜ隊士が少しずついなくなってしまうのか。
皆でご飯を食べて楽しそうに京を守っていたのがウソのようです。
そして、土方さんルートでは、羅刹を研究していた山南さんが自分が研究していた羅刹に先がないことを知り、他の羅刹を倒していきます。
「土方君とは反目することもありましたが、私は新撰組の隊士である自分が誇りでしたよ」
と最後の言葉を残す山南さんに
「…知らねえとでも思っていたのか?」
「新撰組を大事に思ってくれてることくらい、山南さんを見てりゃ簡単に分かるだろうが」
という土方さんの台詞にまた涙がこぼれ落ちました。
なんですかこれは!!
もう武士がかっこよすぎてやばい!
私の語彙力もやばい!
そして山南さんと一緒になくなった平助も
「オレらは、先にいくけどさ。土方さんはのんびり生きてろよ?」
という台詞もたまりませんでした!!
ああー、胸が苦しい。思い出すだけで胸が苦しくなります!
そして土方さんと千鶴ちゃんは北へ向かいます。
そう、函館の五稜郭です。最後の戦場である五稜郭。
もう新撰組のメンバーは土方さんだけになってしまいました。
自分の顔に傷をつけられた千景さんも土方さんを追い求めて最後は一騎打ちの勝負です。
強く人間を見下しプライドの高い千景さん。
ただただ前を向いて走り続ける土方さんを認めます。
「貴様の存在に敬意を表して、鬼としての名をくれてやろう」
「……【薄桜鬼】だ」
鳥肌ぶわあああああああってなりましたね。
ゲームのタイトルである薄桜鬼は、羅刹となった土方さんの鬼名だったのです!!
千景さんを倒した土方さんは、その後千鶴ちゃんとひっそりと幸せな時間を過ごしたのでした。
もうね、なんという読後感!
最高です!!!!
しかも五稜郭の桜がめちゃくちゃキレイに描かれていて…。
土方さんをプレイしてすぐにお花見シーズンに五稜郭に行ったんです。
五稜郭の桜を見たら、きっと薄桜鬼を見て胸が詰まるんだろうなって。
でもね…でもね…
五稜郭の桜、開花してなかったーーーーー\(^o^)/
ということで、五稜郭の桜は満開から程遠く少し残念な結果になってしまいましたが、五稜郭で新撰組を思い出して、土方さんを思い出して、有意義な函館旅行となりました。
いやー、薄桜鬼、本当楽しいですね!!!めっちゃ泣きました!!!!
沖田総司 CV:森久保祥太郎
さてさて二人目の攻略者は沖田総司さんです!新選組一番組組長で天才的な剣士。身長176cmのイケメンです。
▼ネタバレを読む
新撰組の沖田さんといったら有名ですよね。笑顔で冗談か本気か分からない口調だけど剣の腕は凄い。でも史実通り労咳を患っています。
だからこそ沖田さんのルートは辛かった…!!
出会ったときから「殺すよ?」とか「斬るよ?」とか怖いことばっかり言う沖田さん。
それは冗談なんですか?本気ですか?
いや、多分ちょっと本気ですよね?←
池田屋事件のときは、千鶴を守りながら千景さんと戦います。
「……あんたの相手はオレだよね?この子には手を出さないでくれるかな?」
という沖田さんがめちゃくちゃかっこいいです!!!
そして沖田さんルートでは、千鶴ちゃんの兄である南雲薫君が登場します!
南雲君は、幸せそうに暮らす妹に辛い思いをさせるために、沖田さんに変若水(羅刹になる薬)を飲ませたのです!!
なんて歪んだ兄貴だよ\(^o^)/
でも薫君は薫君で辛い思いをしていたのでしょう。
「俺が引き取られた南雲家は、子を産ませる女嫁がほしかったらしくてね。双子の兄妹でハズレを引いて大激怒さ」
「俺はどんなに虐げられても仕方ないよね。何をされても子供を産めやしない男なんて、所詮【価値が無い】んだ」
という薫君。
もしかして薫君が女装している理由は、複雑な理由なのかもしれません。
【何をされても子供を産めやしない男】
っていうことは、きっと人権を無視したひどいことをたくさんされてきたのでしょう。
もしかしたら女装をして男鬼の相手をさせられていたのかもしれません。
深くは語っていないですが、想像すると本当に辛いです…!
薫くんに唆されて羅刹になった沖田さん。心配する千鶴ちゃんにこう言います。
「確かに紆余曲折あったかもしれないけど、薬を飲むって決めたのは僕なんだよ?」
「これは僕が自分で選んだ道なんだから、別に君のせいじゃない」
「……君のためでもない」
少し突き放した感じもするのですが、これは千鶴ちゃんに気を使わせないように沖田さんの優しさなんだろうなって思います。
そして沖田さん「これは自分で選んだ道」というキーワードがよく出てきます。
きっと何か決断を迫られた時に後悔しないよう、しっかりと考えて行動されているのだろうなと思いました。
自分の人生に少しでも後悔がないよう、また自分で選んだ道をしっかり受け入れているのでしょうか。
言葉のひとつひとつが重いぜ!薄桜鬼\(^o^)/
いやー、もう毎日平凡な私の人生ですが、薄桜鬼をプレイしてると一緒に胸熱く戦っているような気分になるのが本当に良い!!
幕末の戦士の思いが胸に響きます!
そして沖田さんは近藤さんが大好き!
自分の悪口を言われても仲間の悪口を言われてもいいけど、近藤さんの悪口だけは許しません!
そんな一途な性格もいいですよね。ああ、沖田さんが病気にならなければきっと近藤さんの為に物凄い力を発揮したに違いないのに…。本当無念です(TдT)
先程まで土方さんルートで土方さんの行動や思いを見ていたから、沖田さんの
「……もしも近藤さんが死んだら、それは土方さんのせいですからね」
という台詞が辛かったー!泣
違うんだよ。沖田さん、土方さんも色々考えてるんだよ。
考えているからこその行動なんだよー!!!
と、土方さんの気持ちを代弁したくなりました!
それから病に侵されている沖田さんは部屋で寝ている時間も長くなります。
心配した千鶴ちゃんはずっと沖田さんの側にいます。
「僕が目を覚ますとき、必ず君がいるのは何で?」
という沖田さん。
「………駄目、ですか?」
と恐縮する千鶴ちゃんに
「そんなこと言ってません」
の一言。
わああああああああああああ!
なにこれ可愛すぎるーーーー!
何なの?素直じゃないの?
どうしたいの??
そのまま押し倒すの??
なんて興奮してました。←
「……君さ。僕にかまけて、ほとんど寝てないんじゃない?」
と、質問すると
「彼女は睡眠時間を削って、沖田さんの看病をしています」
山崎さんデターーーーー\(^o^)/ーーーーーーー!
ああ、私の山崎さん(意味不明)
土方さんのルートでとても素敵だった山崎さん。
いつも陰で見守っている山崎さん。素敵です!←
そして沖田さんの洋装を見ていた千鶴ちゃんに
「つまり惚れ直したってこと?」
といじわるそうに聞く沖田さん。
ああああああああああああああ!
なんなんですか?
もうわかってるんですよね?
もう自分のこと好きだって気づいてるんですよね?
何なの?その試すような感じ!
たまらんーーー!!
イケメンだけが許される台詞ですよ!!
死ぬーーーー\(^o^)/
もうこの頃から2人のラブラブっぷりはたまらんですよ。
千鶴ちゃんの気持ちに気づいてそれを弄んでいる感じ。
でも両思いみたいな\(^o^)/
そして薫くんに無理やり羅刹にさせたれた千鶴ちゃん。
(兄貴、本当にひどい…!!!)
薫君は千鶴ちゃんに”一緒に俺達の居場所を作ろう”と提案します。
しかしそれは修羅の道。千鶴ちゃんの望んだ生き方ではありません。
そんな千鶴ちゃんを見て
「僕は君が欲しいものを与えてあげたい。君が本当に望むものを、ね」
「もしも君が彼等とともに行くのであれば、化物として生きていかなくちゃならない。彼らの描く未来は、文字通り羅刹の道だから」
「そんな生き方、君には似合わないよ。……君が良くても僕が絶対に許さない」
「変若水の効果を消す方法さえわかれば、君も僕も羅刹の狂気から解放される……」
「君は、君のままだ。化け物なんかじゃない」
「もしも君が全て諦めて、願いを放り出すつもりならー」
「ーー僕が、君を殺してあげるよ」
「君が前に進むことまで諦めるつもりなら、どこにも行けないように僕が終わらせてあげる」
という沖田さんの言葉。そして言葉に込められた思い。
もう辛すぎる!!!
何度も殺すと言われてきたのですが、こんなに優しい「殺す」は初めてです。
「君が殺されたくないんなら、諦めるなて選択肢は捨ててよ」
「僕は最後まで諦めない。だから君も、僕と一緒に……」
その言葉にどんな思いが込められているのでしょうか。
羅刹になっても病は治らなかった。
そう確実に沖田さんの体は蝕まれている。
自分が最期を迎えるまで、千鶴ちゃんを羅刹から開放したいという願いなのでしょうか。
もう胸が苦しくて涙が止まらない…!!!
沖田さーーーん。
元気になってくださいよ…。幸せな未来を…千鶴ちゃんと一緒に歩もうよ…!
そして羅刹を束ねている網道を倒します。
千鶴ちゃんの育ての親と兄を殺してしまう。正当防衛だから仕方ないのかもしれません。
「もう……、殺すよ?」
とふたりを失う覚悟はできたか?と問う沖田さん。
彼の非常さがブレなくて良いよね…!!
バッドエンドでは沖田さん死んじゃってしまうのですが、もうこのバッドエンドがめちゃくちゃ辛かった。沖田さんの「生きたい」という気持ちが胸に刺さりました。
ベストエンドでは、死にそうになった網道が「この地の、清き水は、変若水を薄める……」と教えてくれます。
きっと網道も道は間違えてしまったのだろうけど、千鶴ちゃんを愛していたのだと思います。
そしてその地で沖田さんと千鶴ちゃんはその地でゆっくりと穏やかに暮らします。
清き水のおかげで変若水の毒も薄まったので日向ぼっこが出来るようになった二人。
「僕は、君が好きだよ」
「……どうか忘れないで。僕は、いつだって君の幸せを願ってる」
「君が寂しくないように、僕は出来る限りのことをする」
「だから……、どうか……」
「たとえ、いつか離れるときが来ても。……僕の心は、永遠に君のものだ」
と自分の思いを告げ終わると沖田さんはそのまま眠ってしまいます。
この眠りから目覚めることはあるのでしょうか。
沖田さんのバッドエンドが辛くて、ベストエンドを楽しみにしていたのに…。
もう…涙腺が崩壊してやばい。
沖田さん!!!!
やだー死なないでーーーーー!!!!!
と、叫びたくなるぐらい涙が止まらないのでした。
もうブログ書きながら思い出し泣きしてます。辛い。辛いよおおおおおお!!!
斎藤一 CV:鳥海浩輔
3人目の攻略者は斎藤一さんです。新選組三番組組長。最年少幹部で身長168cm。
▼ネタバレを読む
めちゃくちゃ大人っぽいのに最年少ということに驚きが隠せませんでした!
もうね、斎藤さんは見た目で言うと、千景と1、2を争うぐらい好きなのです!!
そんな斎藤さんは可愛いムッツリ系男子でした\(^o^)/
剣の腕を見てもらったのだけど、もう早業かっこよすぎだし、強すぎだし使命真っ当すぎだし最高かよ!!!
伊藤さんについて行って新撰組を離脱した斎藤さんでしたが、鬼に狙われそうになった千鶴ちゃんをすぐに助けに来てくれました。
「どういう風の吹き回しです?君は最早、新撰組とは関係のない人間だと聞いてましたが」
という天霧さんの言葉に
「俺が新撰組に属しているか否かは今は関係ない」
「問題は、貴様がその女を連れていると言うことだ。同意の上で連れ出したわけではあるまい」
という台詞に悶絶したのは言うまでもない。
うわあああああああああああ!
斎藤さん好きすぎるーーーー!
そして無事に鬼を追っ払ったのでした。
「……敵も味方も数え切れんほど斬り殺してきた」
「ならば、俺もいつかは戦いの中で死ぬだろう。それが因果というものだ」
「変若水を飲もうと飲むまいと、羅刹になろうとなるまいと、俺のやることは同じ」
「この刀で敵を斬る。そしていつの日か、俺が斬られ、剣に倒れる。ただそれだけのことだ」
という斎藤さんがもうかっこよすぎて!!!!!
きっと本当に汚い仕事もしたしたくさんの人を闇に葬ったに違いない。
そのことを全て受け止めて、自分もいつか同じように死ぬと思っているんです。
なんですか?かっこよすぎる!!
斎藤さんかっこよすぎるよおおお!
井上さんも
「あの状態で決死隊に志願した永倉くんや島田くん、そして斎藤くんはこの世には珍しい、本物の武士だ」
「武士というのは……、男というのは、決して女の子を悲しませたりはしないものだよ。だから、大丈夫だ」
って言ってた。
でもね、井上さん…。
私は井上さんも本物の武士だと思っているからーーーー!!!!からー!からーからー(エコー)
くっそう。土方さんルートの井上さんを思い出してまた涙腺が崩壊しそうだ。
なんなんだこのゲームはぁああ!!
そして鬼との戦いの場面でも
「あなたは素晴らしい戦士です。斎藤。おそらく鬼ですら、あなたと対等に戦えるものは多くないでしょう」
と天霧さんが認めるのです。
それだけ強い男なのです!斎藤君は!!(なぜか私が興奮中)
どんな極限になったとしても
「たとえ人の目がなかったとしても……、貴様に屈するつもりはない」
「彼女も、俺の部下も……、この手で、この剣で……、守る……!」
って斎藤さぁあああああん!!!かっこよすぎて鼻血出ます!
しかしそんな斎藤さんを見て、あの千景様までも
「まがい物の番犬よ。しばらくの間、我が妻をおまえに預けておこう」
「非力な貴様に命じること自体が不毛だとも思うが、絶対に死なせるなよ」
と言うんですよ!
くっそ!斎藤さんに萌えているのに、千景様の「我が妻」というキーワードに反応してしまう!!
くううううううう!どっちも好みだぁあああ!
どっちに転んでも後悔はしない\(^o^)/
そして鬼に押されている時、勝つために斎藤さんは変若水に手を出してしまいます。
そんな斎藤さんに山南さんは
「あなたは素晴らしい決断をしましたよ、斎藤くん。……ようこそ、こちら側へ」
っておおおおーーーーーーーい\(^o^)/
こちら側ってどちら側だよーう!
もう山南サンったら羅刹のことしか頭にないんだからっ!!
ぶれない姿、結構好き。←
そして羅刹になって昼間は体がしんどいはずなのに、斎藤さんは昼でもずっと働いています。
そんな斎藤さんを気にして千鶴ちゃんが声をかけると、
「俺が昼間ここを空けたら、誰がおまえを守るというんだ?」
ぎゃあああああああああああああ!
なんですかそれは!
お前を守れるのは俺しかいないってことですか?
「……あの鬼がおまえを連れて来た時、眠っていて気付きませんでした、では話にならない」
ああああああああああああ
斎藤さんが愛おしい。
もうね、洋装になった時にボタンをかけちがう斎藤さんが可愛い!
なんなの???
彼は天然なの??
新八と左之助が出ていく時も斎藤さんは「俺が生きられる場所はここしかない」といいます。
脱藩した彼を受け入れてくれるのは新撰組だけだと思っているんです。
そんな斎藤さんを見た新八さんは考えて
「……脱藩って考えるから、良くねえんじゃねえの」
「てめえにふさわしくねえ殿様に、三行半突きつけてやったって言えばいいんだよ」
「着物だって腰に刺す刀だって嫁さんだって、自分の気に入ったのを選ぶもんだろ?」
「殿様だけそうしちゃいけねえって、誰が決めたんだ?」
という新八の言葉。きっと余計なお世話だと思いつつ斎藤さんのタメを思って言った言葉です。
これって現代でも一緒のことが言えますよね。
未来っていうのは自分のためにある。
だから自分が幸せになる生き方をしたら良いと思うんだ!
自分が与えられた環境で一番良いと思う選択をすることが大切なんだと思いました。
そして、話は進み、羅刹になった斎藤くんは、血を求めます。
千鶴ちゃんが自分の血を差し出すのですが、斎藤くんったら、千鶴ちゃんの耳を刀で切って耳の血を吸うんです!
斎藤さんが耳フェチだった件\(^o^)/
ちょっとまってよwww
さっきまであんなにかっこよかったのにw
なんでいきなり性癖見せ始めたの?!
そういうの大好きです\(^o^)/
グッジョブ斎藤さん\(^o^)/←
耳たぶの傷が塞がっても、耳を舐め続ける斎藤さん…!
ちょ・・・っ!
たまらんっ!!!
血が飲み足りないと思った千鶴ちゃんは
「どうします?もう一度、傷をつけましょうか?」
と言うんですが
「いや、別に、呑み足りなかったわけではない……」
とテレ顔で答える斎藤さん。
じゃあ一体どういう理由で千鶴ちゃんの耳をペロペロしていたのかな?←
ああああ、私こういうの駄目なんです////
もうかわいくてかわいくて…いじめたくなるやつーーー\(^o^)/
たぶん、私が斎藤さんに落ちたのはこの瞬間でしたwww
その後、土方さんと合流した斎藤さんは、初めて斎藤さんに自分の意見を言います。
今まで恩義がある会津藩を助けたいと。
副長である土方さんの意見にずっと従っていたのですが、はっきりと自分の意見を言うのです。
そう、その言葉は新八の言葉を思い出します。
”自分の殿様は自分で見つけたら良い”
だけど私には”自分の死に場所は自分で見つけたら良い”という言葉が頭によぎりました。
もう戦況は最悪。負け戦なのは目に見えている。
最後に戦う場所は恩を裏切りたくないと思ったのではないでしょうか。
あああああ、もうだめ。切ない。
耳ペロとか言ってたのにもう涙が溢れそう。
薄桜鬼のせいで心が荒ぶれています(TдT)
そして、そんな斎藤さんを見て千鶴ちゃんは斎藤さんについて行きたいといいます。
「……おまえを、死なせたくない」
「……俺は、おまえが思っているほど、強い人間ではない」
「何が正しくて何が間違っているのかを見分ける目など、持っていない」
「こうしている今も、土方さんの元へ走ろうか、今から急いで追えばまだ間に合うのではないかと考え、迷っている」
「敵兵に殺される間際、負傷した時、羅刹の毒で血に狂った時……、見苦しくのたうち回らない自信などない」
「ただ俺は、死ぬ間際まで武士でいたい。最期は近藤さんのように、潔くあの世へ行きたいと思っている」
「その為には、自分の心に添う答えを……、自分にとって正しい答えを選び続けるしかない。……だから会津に残ることを決めた」
「……だが、今おまえの目に映っている俺が、弱い部分など持たぬ完璧な武士であるなら」
「何も、見苦しい姿をわざわざ晒す必要はあるまい。……このまま、別れるのがいい」
「……行け。俺は、本当の俺の姿など、おまえに見せたくない」
うあああああああ!
もう苦しすぎる!
斎藤さんの本当の心。彼の弱い心が見えて苦しくなりました。
しかし千鶴ちゃんはそんな斎藤さんをすべて受け入れて「側にいさせて欲しい」と言います。
その時の斎藤さんの喜んだ顔ったら…もう。
喜んで我慢できなくてキスしてしまいます!!
「後で、悔やんだりしないか?……さっきの言葉が、今のおまえにとって一番正しい答えか?」
確認するように。千鶴ちゃんに後悔させないように。
だけど自分を受け入れてくれたことが嬉しそう。
そして会津藩を助けに行った時、平助や左之助、新八も集まります。
ああああ、仲間って素晴らしい…!
強くて真面目で仲間思いの斎藤さん。
無事に鬼退治ができて、羅刹の毒を薄める方法も教えてもらったのでした。
最後に仲間が集ってくれる。
敵だった鬼までが斎藤さんの味方をしてくれる。
それはまさに斎藤さんの最大の魅力ではないのかと思います。
その後、会津に慎ましいけど仕事をもらった斎藤さん。
迎えに来てほしくてなかなか家に帰らないところとか、苗字じゃなくて名前を読んでほしくて無視するところとか…
可愛すぎかよ!
こんちくしょう!!!!!
と、叫ばずにはいられないのでした。
ああ…斎藤さんが好きすぎて辛い\(^o^)/
藤堂平助 CV:吉野裕行
さて4人目の攻略者は藤堂平助君です\(^o^)/
新選組八番組組長。斎藤とは同い年で最年少幹部。身長160cm。
▼ネタバレを読む
新撰組の中で一番子供っぽい平助君です。
平助といえば、御陵衛士を結成しようとした伊東一派と共に斎藤さんと新選組を離脱してしまいます。
斎藤さんはスパイとして御陵衛士に入隊したのですが、平助は元々伊藤さんと知り合いだったということで、自分で選んで新撰組を離脱するんです。
平助くんともっと一緒にいたい。という千鶴ちゃんに
「そりゃ俺だって、おまえと離れるのが寂しくねぇって言ったら、嘘になるけど……だからって、その……」
「オレだってつらいいんだぜ。だけどよ、行くって決めたんだ……オレだって男だからさ」
と、自分の決意を話します。
この時のテレ顔が可愛いんです!!!!
もう、既に千鶴ちゃんのこと好きですよね?←
そのまま新撰組に残ったら良いのにー。平助のあほー!
その後しらばく離れ離れになってしまうのですが、伊藤さんは新撰組を陥れようとしたことが判明します。
そこで新撰組は伊藤さんを暗殺。平助と再会した千鶴ちゃんに説得します。
自分が伊藤さんを選んだことに後悔した平助。だけど自分の心で絶対に間違わないことがあると言います。
「相手が人だろうが、鬼だろうが、関係ない」
「……俺が守ってやるよ。おまえを狙う全ての敵から、俺がお前を守ってやる」
って平助かっこよすぎか\(^o^)/!!
私の中でこの辺から平助の株が急上昇しました!
なんですか?なんなんですか?頼りなく見せておいて、それでも自分を犠牲にして千鶴ちゃんを守ろうとする姿。
もう、かっこよすぎるよ!平助!!!
しかし天霧さんとの対決で重症を負わさせてしまいます。
「……おまえのこと、もっと守ってやりたかったのにな……、へへ、格好わりぃ……」
って、平助ええええええええええええ!
そんなことないよ!
平助は頑張った!
千鶴ちゃんを守るために自分より格上相手に挑むその姿は本当かっこいいよ!
死にかけていた平助は変若水の薬を飲んで、羅刹になったのでした。
羅刹になったら待ち受けているのは山南さんの羅刹隊!
羅刹が出撃するときには、
「さて……我々も行きますよ藤堂君。夜が来るたび怯えるよう、政府軍に、我々羅刹の恐怖を刻んであげましょう……」
と、めちゃくちゃ張り切る山南さんを見て
(……山南さんに悪いと覆っていても、私は……今の平助君が、彼の部隊の一員であることに恐怖を覚えてしまう)
という千鶴ちゃんの心の声に笑ったーーーー\(^o^)/
確かに山南さん何するかわからない危うさがあるよねw
でも山南さんに悪いと思いながらも平助君を心配する千鶴ちゃんはやはり優しいなと思いましたww
そして平助と2人きりになった時、平助は自分の本音を話します。
「幻滅するかもしんないけど、オレ、大義のためにまだ死ねない……みたいな理由じゃなく、ただ、死ぬのが怖くて変若水に手を伸ばした」
「自分で決めた道なのに、いつも後悔して、迷って、やめたくなって……。こんなんばっかりだ……俺、最低だ」
という平助。
分かる!分かるよ!
死にたくないよね!
でもさ、平助が死にたくないって思った理由って千鶴ちゃんなんじゃないかなって思う。
千鶴ちゃんを守るために死にそうになったわけじゃないですか!
それでも死にたくないって思ったのは、もっと千鶴ちゃんを守りたい!
残して死ぬのは嫌だ!って思ったのではないでしょうか。
完全なる勝手な妄想だけど、胸が苦しいいいいい!
「……側にいて欲しい。おまえがそばに居てくれると、オレ、すげーうれしいから」
「ありがとうな、千鶴。きっと……、おまえがいなかったらオレはとっくに狂ってるよ」
っていう平助の台詞がやばい(T_T)
おかしくなってしまった山南さんの羅刹隊。他の新撰組との接点も少なくなってしまって、血に飢えて…。
きっとずっと怖かったでしょう。
なんでオレは変若水なんて飲んでしまったんだろうって後悔しただろう。
だけど千鶴ちゃんがいるから、平助は自分をしっかり持てていたんだなって思うと、
あああああああ!
平助えええええ!
平助ルートでも風間さんがグイグイ千鶴ちゃんを追ってくるんですが、京の鬼姫である千姫が風間さんに言います。
「そんなに子供が欲しければ、私が産んであげる。だからこの子は諦めなさい」
ってええええええええええ!
なんだってぇええええええ!
私の風間さんがぁあああああ(違う
いやいや、まさか風間さん承諾しないよね?
あなたは千鶴ちゃんがいいんだよね?
あんだけ執着していたじゃない!!!
っていう私の願いも虚しく千姫が子供を産む代わりに千鶴ちゃんに手を出さないという交換条件を飲むんです。
個人的にめちゃくちゃがっかりしてしまった。
風間さんの長所って言ったら執着心だけなのに(ひどい
まあ、そんな感じで平助と千鶴ちゃんは風間さんに邪魔されずに旅を続けることができます。
そして平助の洋装!!!
長い髪の毛をバッサリと切った平助を見て、千鶴ちゃんが見惚れてしまいます。
わーかーるーーー!
私も平助の短髪好きです!
そして初めてのキス!!
(唇を甘くかむような口づけが、平助くんを好きだって伝えてくれる。)
(唇をなぞるような口づけが、平助くんと一緒にいたいって告げてくれる。)
って描写ぁあああああ!
なんで平助ってDTじゃないの!?
もしかして慣れてるやつ??
左之や新八と一緒に遊び回ってたやつなの( ;∀;)
いや、でも良い!
慣れている平助も良い!!!
そして平助の敵は羅刹隊のボスである山南さん。
もう大暴走した山南さんを止めるのが、最後の平助のお仕事です。
ちなみにこの時の山南さんってば、千姫に変若水飲ませてますからね!!
もう風間さんも大激怒ですよ!!
しかし無事に暴走した山南さんを止めることができた平助くん。
いやー、本当お疲れ様でしたw
毎度毎度山南さんには困りもんですよねw
最後は優しい微笑みで千鶴ちゃんの寝顔を見るのでした。
「大丈夫、俺はおまえのそばにいるよ」
「陽が落ちても、月が昇っても」
「いつか別れる日が来ても、それでも俺はおまえの側に居続けるから」
っていう平助の最後のセリフがしんどい!!!!
羅刹になった平助はきっと千鶴ちゃんより早く死んでしまうでしょう。
でもたとえ死んでしまっても、ずっと側に居続けると言ってくれた平助くん。
ああああああああああ!
しんどいいいいいいい!
悩んで間違って自信をなくして、それでも「千鶴ちゃんだけは守る」っていう信念を最後まで貫き通した平助。
おバカなところも可愛かった…!
素敵な平助をありがとうございましたーーーーー!!!
原田左之助 CV:遊佐浩二
5人目の攻略者は、原田左之助さんです。新選組十番組組長。剣よりも槍の名手。180cmの長身です。
▼ネタバレを読む
フォロワーさんから原田さんは糖度高いと聞いていたので、実はとても楽しみにしていました。
だって私、糖度高いの大好物なのです\(^o^)/←
いやもうこの左之さんがめちゃくちゃかっこいいんです。
一度切腹した経験があるからなのでしょうか。
他の新撰組の幹部とはまた少し違った感じ。
「男が女を守るってのは、間違いなく正義だ。千鶴、おまえがいてくれたから、俺達は普段の何倍も力が出たんだ」
「俺だけじゃないぜ。新八も、近藤さんや土方さんだって、おまえを守るために必死で戦ったんだ」
って優しすぎません!?
”男が女を守るってのは間違いなく正義だ”
あああ、だめ。この台詞。胸が苦しい。
いつから私はこんなに強くなってしまったんだろう。
仕事で男性に負けないようにってがむしゃらに働いていた自分を思い出して何故か涙がぁー!
頑張ってるのに女だからとバカにされた時の悔しさを思い出しました…!
しかし左之さんの男前っぷりはここだけじゃないんです。
池田屋事件で、鬼達が千鶴を迎えに来た時も
「こいつを渡してやるぐらいなら、おまえらを道連れに果ててやるよ。新撰組十番組長の首、易々と取れると思うな」
という名セリフ!!!
そしてそんな左之さんを助けに来たのが新八と平助。
「敵は鬼二人に雑魚が大勢。さぁて、犬猿雉で桃太郎を守って鬼退治と洒落込むか……!」
ってめっちゃかっこよすぎませんか!?!?
これって、誰が犬で誰が猿で誰が雉なのかな?笑
そしてその後も、女を守るのは男の役目という台詞を何度も言います。
きっと左之さんにとって自分の中で曲げられないことなのでしょう。
鬼である不知火が
「そんな奴を守るってのか?人間そっくりに見えるかも知れねぇが、そいつは化けモンだ」
といいます。
これは、千鶴が守ってもらうほど弱くない。拳銃ぐらいひらりと交わすことができる、ということを言っているのですが、
「こいつが鬼だってことは、とっくに知ってる。それがどうしたってんだ」
「鬼だろうが人間だろうが、関係ねえさ。こいつの正体が何であっても、今まで一緒に戦ってきたことに変わりはねえ」
と言い切る左之助がイケメンすぎますーーーーー!!!
しかし鬼に負けたことが恥ずかしい左之さんは千鶴を避けます。
左之さんが大好きな千鶴は避けられていることに泣いてしまうのですが、泣き止ませる方法は温かいキス!!!
うわーーー!左之さん、
絶対女慣れしてるー\(^o^)/
我慢できなくて耳ペロしてしまう斎藤さんとは大違いだー\(^o^)/←
今まで土方さん、沖田さん、斎藤さん、平助、と新撰組の幹部の方々と恋愛してきたのですが、全員が戦いの炎でメラメラしていたんです。
でもね、左之さんは違ったんです。
そう、左之さんの夢は、惚れた女と所帯を持って、静かに暮らすこと。
他の新撰組のメンバーは結構あっさりと変若水を飲んでいました。
もちろん千鶴を守りたかったり、剣に負けたくなかったり、死にたくなかったり、理由は様々なんですが、左之さんだけは変若水を飲まなかった。
それは、所帯を持って落ち着いて幸せに暮らしたいっていう願望があったからだったんです!
だからこそ羅刹にならなかった。
そして千鶴のために早々と新撰組を出ました。
その後、ずっと共に戦ってきた新八を裏切って、千鶴の父を止めに行くんです。
自分の夢、友情全てを捨てて千鶴を選ぶ。
それはなんて愛なのでしょうか。
「これと決めた女ってのが、こうまで俺を掻き乱すもんかと、初めて知った」
「選んでんだよ。とっくに。俺が選ぶのはーー千鶴、おまえだ」
ってもうかっこ良すぎない!??!
左之さん、本当にかっこよすぎませんかー\(^o^)/!?
「選ぶもんの価値がでかくなるほど、捨てるもんもでかくなる」
「これから先、俺にはきっと何十回でも、おまえと何かを天秤にかける時がくる」
「それでも、選ぶのはおまえだけだ。……捕まるってな、そういうことなんだよ」
だーーめーーー。
心臓の鼓動が止まらない( ;∀;)
左之さんんんんんんn!
「選んでくれますか。……私を」
という千鶴の問いに
「腹をくくる。だから……」
「千鶴。おまえも選べ。放すな。ーーこの俺を」
ってそこからベッドインですよ!!
もう左之助がかっこよすぎて涙あふれそう。
私が千鶴だったら絶対に放さない!
放さないからーーー!!
新八と道が別れる時も、二人を笑顔で見送ってくれる新八に涙が溢れそうになりました。
仲間からも厚い信頼がある、人間的にも魅力的な男性なんですよ。
もうさ他の人達と比べて、本当に大人だと思う!!!
そして、千鶴の父を止める時も
「……親殺しの罪は、俺が背負ってやる。恨み言なら、後で何十回でも聞いてやる」
「だから、ーー目を閉じてろ」
っていう左之さんの優しさがやばい。
あああ、だめ・・・。涙が止まらない。
思い出して涙が止まらないーーーーー!!!
ベストエンドでは、無事に夫婦になって赤ちゃんがいました。
鬼と人間のハーフ。
もしかしたら自分のように鬼に狙われるかもしれないと心配する千鶴ちゃんに
「……平気だって。おまえのことも、この子のことも、この俺がきっと守ってみせる」
って最後までイケメンすぎる左之さんなのでした!!
あれ?私斎藤さんが推しだったはずなのに、めちゃくちゃ左之さん好きだ…。
やっぱり推し2人でもいいですか?←
あと、左之さんルートでライバル化する不知火さんもすごく好きでした。
風間千景 CV:津田健次郎
いよいよ最後になってしまった。風間様です。
▼ネタバレを読む
土方さんルートで、何度千景さんについていってしまいそうになってしまったかw
とりあえず、顔と声が好みです!!!!
「鬼は一度交わした約束は守る」という鬼の掟があるから、実は意外と良い人なんです。千景さん。
千景がいつものように千鶴を奪おうとすると、千姫が現れて
「あんたがこの子を力ずくで奪っていくなら、私が日本中の鬼に命を下します」
という千姫。本当この人理解ある良い人だよなー。
しかし千鶴ちゃんは
(風間さんは何の反応も見せなかったけど、かえって私のほうがいたたまれない心地だ。)
(私ひとりのために国中の鬼を動かすなんて、そんなことをしてもらっていいんだろうか)
って千鶴ちゃーーーーーーーーーーん!!!
謙虚か\(^o^)/
なんかめっちゃ笑ってしまったw
しかし風間さんルートでは、新撰組の高感度がそこまで上がっていないためか、
井上さんに置き去りにされてしまうんです!!!!
土方さんルートで命をかけて守ってくれた井上さんだったからこそ、めちゃくちゃ寂しかった( ;∀;)
なんでー、なんで置いてくのー!?井上さーん!!!
置いてきぼりにされた千鶴ちゃんは新撰組の敵に狙われてしまいます。
しかしそこを助けに来てくれたのは風間さんでした!
わあああああああ!
風間さん、ありがとうありがとう!
そしてこれをきっかけに、風間さんと千鶴の旅が始まるのです。
風間さんルートでは、新撰組を少し離れ場所で客観的に見ることができます。
徐々に崩壊していく新撰組を遠目で見て胸が苦しくなりました。
そしてそんな新撰組を見て
「奴らは死にもの狂いだ。死に場所を求めているようにしか見えない」
という千景さんの言葉がめちゃくちゃ深く刺さりました。
本当にそうとしか思えなかった。
ただ唯一左之さんだけは明るい未来を夢見ていたけど。
そして二人は函館の五稜郭まで行き、新撰組の最期を見届けます。
新撰組がなくなった時
「恩義を忘れることができずに、新しい時代に乗れなかった……。乗ることができなかった大馬鹿やろうどもさ」
という千景さんの言葉がまたまた刺さる!
きっと何かが違っていたら、もう少し新撰組が要領がよかったら、きっと新しい明治の世界でも日本の役に立てたと思うんだ。
自分の居場所を見つけて、日本の治安を守るという仕事を任されたと思うんだ!
だけど新撰組だから。
バカ正直にまっすぐ己の心を信じていた男の中の男達だったから…!
こんな結末になってしまったのかなと思いました。
今までの新撰組での出来事が走馬灯のように思い出されました。
それぞれのキャラの近くで見てきた彼等の思い。
ガムシャラで一生懸命な彼等。
少し離れた場所で見ると、それが全て切なくなったのでした。
最後に千景さんは千鶴に「お前が気に入った」とキスをします。
「今の口づけは俺とお前が他人ではない証だ」
「心の整理がついたら、俺の所にこい」
「いや、来なければ迎えに来る」
という優しい言葉に胸が締め付けられたのでした。
心の整理がつくまで待ってくれる。
不器用だけど千景さんの優しさが切ない!
こんな千景さんの不器用なところが好きだーーーー\(^o^)/
全体的な感想
ということで、薄桜鬼終わりました!
もうめっちゃくちゃ楽しかった。何度胸が締め付けられたか、それぞれの男の生きざまを間近で見せてもらえて、本当にしんどかった。
なによりキャラが魅力的すぎて本当にかっこよかったです。
一番始めに土方さんをプレイしたから、全てが終わった後で、もう一度土方さんルートをプレイしたくなりました。
ということで、私は他の薄桜鬼シリーズも全てポチってしまったのでした!
*万円飛んでったー\(^o^)/
でも*万円飛んでいったとしても!!
私は再び新撰組の世界に行けることが幸せなのです!
ありがとう。ありがとう!本当にありがとううううう!!!!
薄桜鬼 鏡花録 の総合評価
ということで薄桜鬼 鏡花録 の評価です。
総合 ★★★★★(4.7)
シナリオ ★★★★★
糖度 ★★★★☆
イラスト ★★★★★
キャラ ★★★★★
音楽 ★★★★★
システム ★★★★☆
シナリオ
シナリオは本当に良かった!史実を再現しているところもあり、幕末に生きる新撰組を間近で見て、何度も涙がでて胸が締め付けられました。本当にこの時代の人達はかっこいい!サブキャラも大変魅力的でした。特に井上さんと山崎さん大好きだった。鬼メンバーも大好きでした。リメイク版である真改では山崎さんが攻略できると聞いて、めっちゃテンション上がってます!!!
糖度
正直糖度はそんなにありません。でもいいんです。なぜなら糖度がなくても面白いから!!しかし左之さんルートだけはしっかりと乙女ゲームでした。他のキャラでは糖度なくても面白いと思っていたのですが、左之さんルートでやっぱり糖度あると最高だなと思ったのでした。結果、どちらも最高\(^o^)/(もう意味不明
イラスト
カズキヨネさんのキャラクターデザインと原画。もう凄く良かった。なんせイケメン!体の筋肉も素晴らしい!イラストが美しいとゲームが3倍楽しめますよね!(興奮
キャラ
キャラ最高でした!本当大好き!!好きすぎて二次創作も色々あさってしまいました。フォロワーさんに「新撰組 手描き」で検索してみてと言われたので、検索してみたら、傑作動画がたくさん出てきました\(^o^)/興味がある方はぜひ検索してみてくださいw
音楽
音楽もとても良かった!!時代背景にあった音楽、正直音楽を聴き直すだけで涙が出そうです。ありがとうございます!
システム
オトメイトさんのゲームはシステムもわかりやすくて使いやすいのですが、だがしかし!!!既読スキップ欲しかったー\(^o^)/
ボリューム満点だからさ、3章までの周回が結構大変でした!!!
ということで、総合評価は5段階評価で「4.7」でした!
いやいや、ほんっとうに楽しかったです!他のFDやリメイク版もプレイをするのが楽しみです!2008年の作品なのに今でもずっと愛されている薄桜鬼。まだプレイされていない方は是非プレイしてみてください!!!!
製品情報
タイトル:薄桜鬼 鏡花録
対応機種:PlayStation Vita ※PSvitaTV対応
ジャンル:女性向け恋愛アドベンチャー
発売日:2013年12月19日発売
価格: パッケージ版 3024円(税込)
ダウンロード版 2880円(税込)
※ダウンロード版は4GB以上の空き容量がある別売メモリーカードが必要。
CERO:C(15才以上対象)
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ブログを書いています。
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これまでの「薄桜鬼」シリーズを踏まえて、無印をリメイクした前篇です。ストーリーは、千鶴が新選組の面々との出会いから鳥羽・伏見の戦いまでを描いています。既存の6名の攻略キャラに加え、永倉・山南・山崎を攻略可能とし、新規攻略キャラクター3名を新たに追加しており合計12名というボリュームです。ストーリーの再構成やBGM・キャラクターの衣装などが新しくなり、彩色も一新されました。
前作「薄桜鬼 真改 風ノ章」の後篇です。
「薄桜鬼 遊戯録」・「薄桜鬼 遊戯録弐 祭囃子と隊士達」の移植版。追加要素として「遊戯録 隊士達の大宴会」が収録されています。