こんにちは。いちごです!
今年はじめての乙女ゲームということで「絶対階級学園」をプレイしたのですが、想像以上にボリュームタップリでフルコンまで時間がかかってしまいました!
しかしとっても面白かった\(^o^)/
今回のブログでは、絶対階級学園の総評・キャラ別感想・攻略順などをまとめてご紹介します。
ネタバレについて
★未プレイの方も読めるようにネタバレ記事を隠しています。ゲーム購入の参考になれば嬉しいです。
★ネタバレ記事には愛情たっぷり言いたい放題ツッコミ多めになっています。苦手な方はご注意下さい\(^o^)/
絶対階級学園の簡単なあらすじ
舞台は2026年の日本。
貧民地区で暮らす主人公・藤枝ネリは、慎ましくも穏やかな生活を送っていました。
しかしたった一人の家族である父親の失踪から生活が一変します。
父親から「櫂宮学園へ行きなさい」という謎の置き手紙をもらったネリは、特権階級に属する良家の子女のみを集めた名門校である櫂宮学園に通うことになります。
この学園は絶対階級制度に基づく「身分制度」に支配されていました。
階級制度の頂点であらゆる権力を有する「女王」
選ばれたエリートたちが所属する特権階級「咲き誇る薔薇」
最も多くの生徒が所属する平民階級「名もなきミツバチ」
使用人同然に虐げられる奴隷階級「捨て置かれた石ころ」
絶対的制度に抵抗する反体制グループ「レジスタンス」
今までとは全く異なる生活を送ることになったネリの運命やいかに・・・!?
オープニングムービー
絶対階級学園の魅力
絶対階級学園の4つの魅力をご紹介します。
設定が面白い
階級制度のある学園という設定が面白くて夢中になってプレイしました。エリートたちの薔薇階級、平凡なミツバチ階級、そして石ころ階級。
人間の欲や嫌な部分も見えて色々考えさせられるシーンも多かったです。
薔薇エンドは「うわぁ…」と声を漏らしてしまいそうになりました。
キャラがいい
これは本当にキャラがみんないい。そして声もいい。攻略キャラ5人が個性たっぷりの性格。しかも全ルートでニヤニヤ萌えてしまいました。
あまりにどのキャラも楽しくて推しの迷子になりそうです!
伏線回収が素晴らしい
プレイしていると細かい伏線が登場しますが、それは全て回収されます。
「え、これってどういうこと?!」
「なるほど!こういうことだったのかー!」
という感じで、モヤモヤを残さない素晴らしい作品だと思います。
イラストが美しい
イラストが美しい。立ち絵とスチル共に美しいです。崩れは一切なし!
コンプリート画像もすごく素敵なので、プレイされる方は是非コンプリート目指して頑張って欲しいです!
キャラクターのおすすめ攻略順
私がプレイした順番は以下の通りです。
メインルート
- 七瀬十矢
- 加地壱波
- 鷹嶺陸
- 五十嵐ハル
- 鷺ノ宮レイ
真相ルート
- 加地壱波
- 五十嵐ハル
- 七瀬十矢
- 鷹嶺陸
- 鷺ノ宮レイ
この順番でバッチリでした!
もう少し自由にプレイしたいあなたへのオススメの攻略順は以下となります。
メインルート
- 七瀬十矢 or 加地壱波 or 鷹嶺陸
- 五十嵐ハル
- 鷺ノ宮レイ
真相ルート
- 加地壱波 or 五十嵐ハル or 七瀬十矢 or 鷹嶺陸
- 鷺ノ宮レイ
よければ参考にしてください\(^o^)/
絶対階級学園のキャラ別感想
ヒロイン 藤枝ネリ
主人公。高校2年生。
明るく素直な頑張り屋さん。
大切に育てられたんだなって思うぐらい、まっすぐな性格。
▼ネタバレを読む
セレブ学園に突然入学することになって階級制度に戸惑いながらも自分の意志を貫き通すヒロインちゃんもかっこよかったし、逆に階級学園に適応していく弱いヒロインちゃんも人間ぽくてよかった。
もし私だったら、、、って考えると、保身のために石ころの人やレジスタンスの人たちと関わろうはしないだろうなって思いました。
きっと卒業までミツバチ階級のまま終わりそうだw
薔薇ルートでは学園に染まって周りに流されていくのが見ていて辛かった。
特にレイ様ルートでカンニングしたり人の物を自分のだと嘘をついたりして、人の弱さを感じました。
薔薇階級の女性たちが怖すぎた\(^o^)/
七瀬十矢 CV:前野智昭
石ころ階級の2年生でレジスタンスのリーダー。
正義感が強く頭がよく統率力がある。
薔薇階級のブレザーを勝手に着用し、学園のルールに真っ向から立ち向かっている。
▼ネタバレを読む
メインルート後の感想
絶対階級学園という壮絶な身分制度の中で己の正義を信じ続ける強い男、十矢くん。
レジスタンス…反組織グループのリーダーをやっていて、暴力は振るうし学園のみんなの空気を読まずに堂々と正論を発言します。
なんつー男らしさ。
しかも頭の回転も賢い。お父さんも有名な政治家らしく、十矢くんも政治家向きだなと思いました。
中等部の時は薔薇チームに所属していたのに、自分の地位を落としても正義を貫いていきます。
ただその分人を馬鹿にするような発言も多く敵も多い。
薔薇チームの人たちに監禁されて危うく殺されそうになった時はヒヤヒヤしましたー!
あと萌香ちゃんがいい動きしてますね✨
仲が良かったのに階級が変わったせいで、萌香ちゃんの変化がとてもよかった。
薔薇の人に頼まれてヒロインちゃんを、呼び出したものの酷いことされてそれを止めようとしたところもよかった。
萌香ちゃんの人間らしいところが好だー\(^o^)/
「俺と一緒にいると危ない目に合うかもしれない」
という十矢くん。
ヒロインちゃんのために活動をやめるという決断をしないのは彼らしいなと思いました。
絶対階級学園めっちゃ面白いです!
続きがきになるよー!!
薔薇エンドも面白かった。
レジスタンスと薔薇階級の秘密の恋。
人に見つからないように夜中に石ころ階級の部屋に行くとか楽しすぎたー!
お互い自分を譲れない。
ヒロインちゃんは薔薇階級に縛りつけられて、十矢君はレジスタンスと石ころ階級をやめられない。
2人は平行線なんだけど、それでもお互いを求め合う姿がよかった。
薔薇階級の男性とダンスを踊ろうとして十矢君に止められたときもすごくよかったです。
他の男が近寄ってきたら十矢君が全員一掃してくれるんですよ。
想像するだけでよだれが…。
薔薇エンドでは十矢君の男らしい性格や独占欲が見えてとても良かったです!
ありがとうございましたー!!!
真相ルート後の感想
いやー、怒涛の真相でした!
薔薇階級とかミツバチ階級とか石ころ階級とかそんなの本当に下らない。
ほとんどの生徒が貧困の連れてこられた生徒たち。
勝手に記憶を改竄されてあたかも子女のように振る舞っていた。
そう考えると今までの階級学園のできごとがちっぽけなことのように思えてきてしまいましたー( ˃ ⌑ ˂ഃ )
なんだろう…このゲーム、すごいゲームですな。
頭が良く正義感の強い十矢くん。
お父さんは本当に政治家だったんです。
夢世界との違いは母が愛人だったこと。
正義感が強い政治家だった父は、愛人と子供がいたことをネタにされ自殺してしまいます。
心の弱い母親はエデンという宗教施設に入ります。そこの教祖様はどうやら若い男の子が好きらしく、十矢くんは体をベタベタと触られてしまいます。
母に必死に訴えるも、声は届かない。
むしろ母は教祖様が十矢くんを気に入っていたことを知ったうえで教祖様に息子を捧げていたようです。
これ苦しくて切なすぎる。
そのままエデンから逃げた十矢くんは研究施設に入り、人体実験の材料にされるんですが、十矢くんの人生よー( ˃ ⌑ ˂ഃ )
って泣きたくなりました。
そして真相がどんどん明るみになってくると、実は理事長が自分の花嫁のためにこの学校を作ったことが明らかになります。
ひええー!
めちゃくちゃお母さんのこと愛してたんやな…でもその愛が歪みすぎててやばい😭💦
もともと頭が良く正義感が強かったので、学園から逃げ出せると、奨学金で大学に入り弁護士を目指せる頭のいい彼。
そのまま幸せになってほしい。
どんな時でも前向きでリーダーシップを発揮していた十矢くんは本当にかっこいいなと思いました( ˃ ⌑ ˂ഃ )泣ける…
加地壱波 CV:柿原徹夜
ミツバチ階級の2年生。
親しみやすくノリも良い、計算高く世渡り上手な性格。
女の子が大好きで、常にファンに取り巻かれている。
演劇部に所属している。
▼ネタバレを読む
メインルート後の感想
薔薇階級になりたくて、石ころ階級とは仲良くしたくないという階級主義だった壱波くん。
萌香ちゃんと同じく保身を大切にするタイプ(でも根はいい子)なのかなーと思っていたんですが、壱波ルートでは彼の成長ルートでしたね。
恋愛はゲームだと女の子を弄ぶ最低な男子だったのですが、ヒロインちゃんのおかげで徐々に変化していきます。
最初は人に見つからない場所で密会。
別にイチャイチャするわけでもなく演劇について話したりたわいもない話をするだけなのですが、ヒロインちゃんにとってもそれは癒しの時間。
でも2人の時と他の人がいる時では全く態度を変えてしまう。
これ地味にショックですよね。
自分より他の人の方を大切にしたい、保身が大事っていうのがあからさまに態度に出てる感じ。
でもまあ、階級学園だし仕方ないのかなーなんて思っていたんですが、2人でいるところの写真を撮られて、壱波君の立場が危うくなってしまいます。
新聞部部長にレイ様の秘密を暴いてこいと言われて、深夜に写真を撮ろうとするんですが見つかり本当のことを話します。
そのおかげで2人の盗撮されたスクープは部長の女装写真に変わるのですが。
色々あって、何が一番大切なのか気付いた壱波くんは石ころ階級でも関係なくヒロインちゃんとご飯を一緒に食べるようになったのでした。
「別に石ころ階級に落ちてもいい」
という吹っ切れた彼がとてもかっこいいなと思いました。
何かにすがるより自分の大事なものをしっかり見定めてるのがいいよね!
【薔薇エンド】
薔薇階級になって最初は遠慮気味に話していた萌香と壱波くんだったけど、壱波くんは2人きりの時は普通に話してくれるようになりました。
舞台練習を見に行ってから急激に距離が縮まる2人。
このまま幸せにゴールイン?
壱波くんが薔薇階級になってゴールイン?
とワクワクしていたんですが、結局壱波くんはミツバチ階級のままでした。
壱波くんの周りから女性を全て寄せ付けないようにして自分だけが独占する。
彼の愛は自分には向いていないけど、それでも彼がほしい…というようなエンドでした。
いやー!深いですね。
エドワード先生は、レジスタンスに入って石ころになったら愛を得られると言っていたんですが、先生の言うこと聞いたら
まさかの自殺エンドでびびった\(^o^)/
しかよ壱波くんも一緒に殺しちゃってますからねー
恐ろしいことですよ…( ˃ ⌑ ˂ഃ )
2人が一番幸せなのは2人ともミツバチ階級にいられるのが一番じゃないかなと思ったり。
なかなか深かったです。
しかし薔薇階級なのにこんなに壱波君に執着してたらヒロインちゃんが石ころ階級に落ちるのも時間の問題なのでは…と思ってしまった。
しかもその時には壱波くんは絶対相手にしてくれないだろうし…
二兎を追う者は一兎をも得ず
とはこのことなのかなと思いました。
真相ルート後の感想
実は彼は妹の薬を買えないぐらい貧困だったんです。
薬が飲めなくて妹ちゃんはそのまま亡くなってしまったようです。
妹だと思っていた子が女優で妹を演じていた。
妹役の子が壱波くんが騙されていることに気づいて、彼に気付いてもらえるように業界用語を話したシーンも良かった。
ええ子や…( ˃ ⌑ ˂ഃ )
子役から売れてるのに性格がよいなんてすごいことだ…
本土に助けを求めて、壱波くんは俳優として成功の道を辿っていくのでした。
スクランブル交差点のような場所で愛を叫ぶコマーシャルが流れた時にはびっくりしました。
いやー、壱波くん、頭の回転が早くて演技力抜群で本当に良かった。
彼ならなんとかしてくれる!
という心強さがありました。
これから有名人になってもヒロインちゃんをずっと大切にしてほしい!
でも階級学園を脱出して乗り越えた二人ならきっと大丈夫ですよね😭
鷹嶺陸 CV:浪川大輔
薔薇階級の3年生。
鷹嶺財閥の御曹司。薔薇階級の中でも特に秀でた存在のため「赤薔薇様」と呼ばれている。
傲慢で不器用な性格。気に入った相手には必要以上に攻撃的になるらしい。
▼ネタバレを読む
メインルート後の感想
素直じゃない陸様。
最初の出会いは陸様がハンカチを落として、それを拾ってあげたところでした。
わがままで王様で差別発言も多く最初は薔薇階級に染まりまくった男性だなって思っていたんですが、実はとても優しい人だったんです!
ヒロインちゃんが石ころ階級に落ちた時も、他の人たちに虐められないようにと赤薔薇である陸様の付き人にさせたり。
もちろん仕事として部屋の掃除もさせるのですが、それは模範になるような石ころにして、早く階級を上げるためじゃないかなって思いました。
口悪いけど素直じゃないんですよねー!!\(^o^)/
自分の信念をしっかり持っているから、一緒にいて心強い!そして頼りになるんですよね。
しかしそんな陸様は睡眠薬を飲まないと眠れない身体で、寝ると悪夢を見てしまうと言う意外と繊細な性格でした。
毎夜毎夜陸様に本を読み聞かせるために部屋に行っていたら、陸様がヒロインちゃんを慰み者にしているという噂が流れます。
そんなことはないと否定しようと思ったら玖珂兄妹の陰謀で陸様は3日間の反省部屋行きに。
レン様に相談してヒロインちゃんは、陸様を救おうとします。
この時、ヒロインちゃんは1人で助ける気満々なんだけど、陸様が「俺も一緒に行く」と自ら手をあげるところも良かった。
ゴミに埋もれてもかっこいい陸様って本当に凄くないですか?!
「よく覚えておけ。この鷹嶺陸は自らの信念に反する生き方は決してしない。それが俺の紳士としての誇りだ!」
っていう言葉が本当に滲みた。
陸様は自分の芯を持っていて、それを絶対に守り切ることが本当に素晴らしい。
「薔薇と石ころが付き合えないから、俺は石ころになる」
とみんなの前で宣言している姿もカッコ良かった( ˃ ⌑ ˂ഃ )
スープに薬が仕込まれていたせいで睡眠薬が効かなかった陸様。これから謎が解けていくのが楽しみです!
薔薇エンドはヒロインちゃんが薔薇階級に上がってきて大喜びの陸様がかわいい!
アホ可愛い!!!
親バカならず彼氏バカっていう言葉があったんだけどまさにそれだ!って思いましたw
俺の彼女は世界一!
と言わんばかりのデレっぷり。
いやー、いいですね!
薔薇階級のみんなの不平不満がないようにしっかりサポートして、陸様を誘導して、あれ?ヒロインちゃん、めちゃくちゃ優秀な彼女じゃない?!
薔薇同士だったらハッピーエンドになるのね?
なんて思っていたら、最後ヒロインちゃんが女王を殺して自分が女王になろうとしててびっくりしました。
実行したら殺人犯ですよ…!
ヤバすぎる…!!!
そして薔薇ルートでは陸様の部屋がきれいになってたのがちょっとツボでした。
石ころルートで部屋が汚かったのは本当にヒロインちゃんのために汚してたんですねw
しっかし陸様可愛かったなー!
アホ可愛いなー!
絶対頭悪いよなー!
でもそこが可愛い!!!
はぁー、最高でした!!
真相ルート後の感想
陸様の過去も悲惨でした。
親に捨てられて15区で孤児が集まって窃盗団をして生き延びていた。
まだ小さいのに犯罪を犯さないと食べることができない。
まさに極限の状態だなって思いました。
そこでお世話になっていた窃盗団のボスとは仲が良く、字を書くのも彼に教わったとか。
裏社会のボスの家に盗みに入った時は、ボスが陸様に被害が行かないようにと助けてくれて、涙が出そうになりました。
まだ子供なのに自分が助けないとって思えることが凄い。
そして陸様は施設に移動して、薔薇と蜜蜂と石ころの物語を意気揚々とみんなに話します。
この物語を聴いていたのが理事長。
そう、櫂宮学園の制度は幼い陸様が考えたことだったのです。
自分が悲惨な生活をしていたから、自分が王様になった妄想をしていた。
そしてそれが現実となった。
まさに夢の世界。
与えられた鳥籠の中で自分が鷹嶺財閥の御曹司だと信じて疑わない彼は切なくなりました。
学園から解放されたら奨学金で大学に入り、学校の先生になろうという陸様。
子供たちに好かれる立派な先生になってほしい。
本当に幸せになってください。号泣
五十嵐ハル CV:石川界人
石ころ階級の1年生。
見た目によらず毒舌。石ころ階級の中でもよくいじめにあっている。
芸術家肌で絵を描くのが趣味。
▼ネタバレを読む
メインルート後の感想
いつも虐められているのにメンタルが強くてひょうひょうとしているハル君。
なんだこの子、めっちゃ大人だなって思っていたんですが、実は水恐怖症でした。
水辺に行くと恐怖症が発症してたんですが、ミツバチ階級の男子生徒に池に落とされてから恐怖症がひどくなります。
水すら飲めなくなってしまうんですよ。
恐ろしいことですよ。
ヒロインちゃんはハル君のためにどうにかして水恐怖症を治そうと努力します。
自分が水濡れになってハル君にこっちを見てと言ったり、一緒にお風呂に入って頭を洗ってあげたりと
めちゃくちゃ身体を張ってます!!
ヒロインちゃんが池に落ちたのをきっかけに恐怖症が良くなるんですが、2人の関係が徐々に近づいていくシーンがとても良かったです!
ハル君ってなかなか懐かない野良猫みたいな感じで、ようやく猫が懐いてくれたー!みたいな感じで、デレてからの可愛さはたまりませんでした!
「頭洗って」
と甘えてくるシーンとかドキドキしました!
このぉー!
甘え上手めっ!!!
はぁー!はぁー!
可愛いよー可愛いよー!(※変態ではありません)
人物画は描けないって言ってたのに、ヒロインちゃんを愛したからってノートに落書きしたり、一生モデル宣言したり、
なんじゃこりゃー!
可愛すぎかーーー!
ハル君ルートは堀の外に出て、大きな骨と研究室みたいなのを見つけたんですが、そこにあったヒロインちゃんのお父さんの名前が書かれたファイル。
この学校は一体なんなのか。
学園長は一体なんの研究をしているのか。
めちゃくちゃ気になります!
【薔薇ルート】
めっっちゃよかった。←
薔薇階級になっても他の薔薇階級の女性と馴染めないヒロインちゃん。
ハルくんが他の階級の人に虐められないようにと、ハル君を世話係にするのですが、ヒロインちゃんにとってハル君は心の拠り所であり友達。
命令をすることもせず、ただ一緒にお菓子を食べたり絵を描いたりと友達のように接します。
そして他の薔薇階級の人たちに完全に浮いてしまう。
なんか胸が苦しかったー。
ただ好きな人と一緒にいたいだけなのに。
ただ好きな人に命令したくないだけなのに。
ただそれだけなのに何故浮いてしまうのか。
そして自分が一緒にいるとヒロインちゃんが辛い思いをすると思ったハル君はヒロインちゃんのものを去ってしまいます。
もともと世話係なんてやりたくなかった。
ただ命令をされたから一緒にいただけ。
ハル君は自分のことを好きどころか友達としても思われてなかったと知り深いショックを受けます。
うわあああああー!
なんやこれー!
すれ違い辛すぎる。
でも最後に描いてもらった絵には、白いシャツを着たハルちゃんの絵が黒い薔薇に隠されていたのです。
それは、石ころでもミツバチでもバラでもないあなたを愛しているというメッセージだったのではないかと。
もう涙出ましたーー( ˃ ⌑ ˂ഃ )
なんやこれーーー!!
辛すぎるーーー!!
その後に自分の気持ちを伝えるために走るヒロインちゃんに胸が苦しくなりました。
たとえこの後ハル君に思いを告げて、自分が石ころ階級に落ちたとしても2人は幸せなんだろうなって思った。
あとハル君って、
石ころ階級でも薔薇階級でも全く態度が変わらないんですよ!!
薔薇になっても石ころになっても自分がきちんと考えて行動できる人って本当に素敵だなって思いました。
ハル君やばいわー( ˃ ⌑ ˂ഃ )
芯が強くて素晴らしい!
バッドエンドではハル君をペットにして反抗してきたハル君に手を食べられてしまいます。
どこまでも気高いハル君。
やっぱり野良猫みたいだなって思いました。
はー、楽しかった。
真相ルート後の感想
真相のハルくんもしんどかったー!!
最初はラブラブカップルで、一緒の布団に入ってきたハルくんにニヤニヤが止まりませんでした!
キスで終わりだなんてこんにゃろー!
そのままもっとラブラブしちゃえー!
なんて妄想が止まらなかったのですが、その後の悲劇がやばかった!
文化祭に来ていたのはもちろんハルくんの両親ではありませんでした。
実の両親は亡くなっていた。
ハルくんのお母さんは川に溺れそうになったハルくんを助けるために溺死してしまったのです。
ハルくんのお父さんはそれから狂ったように、オリーフィアの絵を描き続けます。
(父親は大切な母親を亡くした原因である俺を憎んでいるに違いない)
母親を亡くして父親に憎まれて、ハルくんは苦しんだことでしょう。
いまはアルコール中毒で亡くなっていますが、最後に彼は母親とハルくんの幸せそうな顔を描いていたんです。
愛した人しか描かない。
そう決めていた父親でしたから、ハルくんのことも愛していたということですよね( ˃ ⌑ ˂ഃ )
はぁー!!
もう涙が止まらなくなって胸が苦しいです。
父親の才能を継いで、世界に認められる画家になりますように。
鷺ノ宮レイ CV:木村良平
薔薇階級の3年生。
公家の血を引く鷺ノ宮家の長男で「白薔薇様」と呼ばれ慕われている。
階級問わず誰にでも優しく接するが、なかなか他人に本心を明かさない性格。
▼ネタバレを読む
優しくてみんなの憧れのレイ様。
白薔薇様としての仕事もきっちりするし陸様と仲の良い様子は見ていて幸せな気持ちなりました。
あと優しい声が最高で、聴いているだけで癒されます…
石ころルートでは、レイ様の世話係として任命されます。
生徒会のような仕事の手伝いをして、ヒロインちゃんはどんどんレイ様との親睦を深めていきます。
これは間違いなく両思いだろう!
なんて思っていたらレイ様が実は多重人格だったことが判明。
もう1人のレイ様は自分のことをショウと言いました。
あまりのストレスに精神が分離することがあるらしいですが、レイ様はどれほどのストレスを掛けられていたのでしょうか。
しかもショウはレイ様のフリをして石ころ階級の女子生徒に夕飯のスープを飲んでは行けないといいます。
スープを飲まなくなって3日目、女性とはバルコニーから転落して本土に強制送還されてしまいます。
このスープの秘密が気になるし、ネリちゃんの部屋のお茶の味が違うのも気になる!
ショウから渡されたDVDには、スープを飲まずに本土へ強制送還された女性との名前が書かれていました。
「処分」
いったいこの学園の秘密はなんなのか。
最初は自分の多重人格を隠すためにヒロインちゃんをお世話係に任命したらしいのですが、話せば話すほど2人の愛は深くなっていきます。
この時のショウとレイ様の心の変化がとてもよかった。
陸様にやきもちやいているレイ様も最高でした!
2人は親友なんだけど、2人ともヒロインちゃん大好きなのが伝わってきました。
これから真相にどんどん近づいてきて楽しい!
レイ様よかったです!
癒し系の声もショウの少しワイルドな声をありがとうございます!
【薔薇ルート】
無事に薔薇階級に昇格したヒロインちゃん。
もともと白薔薇様といい感じだったので、ヒロインちゃんから告白して交際がスタートします。
一緒にピアノを弾くシーンがとてもいいんですよね。
白薔薇様はきっと等身大のヒロインちゃんが好きなんだけど、彼に見合う女性になりたいと嘘で嘘を塗り固めます。
これがめちゃくちゃ辛かった。
父親の職業を嘘ついたり、テストで50点以下は取りたくないとカンニングするし、廊下に落ちていたブローチを自分のものとして紹介するし。
ダメー!
ダメだよ!
そんなことしたらーーー!
って叫びたいけどゲームの中には聞こえない。
嘘がまた嘘を重ねてどんどん息苦しくなっていきます。
白薔薇様はそんなヒロインちゃんの変化に気付いて、相談して欲しいと思っているんだけどどうしていいかわからない。
ダンスパーティーでは、白薔薇様と一緒に踊りたいという三宮さんに白薔薇様を譲ります。
これ全部彼女が仕組んだことですよね!
彼女の嘘にも気付いていて、白薔薇様を奪いたくて陥れようしたに違いない!
恐ろしい女やで
三宮めぇーーー!
あげくに薔薇階級の酒飲みグループに彼女を渡して辱めを受けさせようとしていたわけですよ。
白薔薇様が助けてくれなかったらどうなっていたことか…あんなことやこんなことされて、写真まで撮られて脅されていたに違いない!(広がる妄想)
そんなヒロインちゃんを助けてくれて、しかも全部許してくれるなんて本当に白薔薇様はいい彼氏さんですよー!
でも薔薇エンドでは彼は自分が二重人格ということは隠したままでしたね。
彼女の弱みは受け入れられるけど、自分の弱みは見せたくないという男心が感じられて良かったです。
バッドエンドでは、ヒロインちゃんがずっと自分の側にいるようにめちゃくちゃ束縛していたのが良かった。
あーあーあー!
いつも余裕のある人が余裕なくなるのっていいよね( ˃ ⌑ ˂ഃ )
やばい、レイ様本当好き…!
ありがとうございましたーーー!
真相ルート後の感想
いやー、最後のレイ様、衝撃展開でした!
まさかレイ様が理事長の息子だったとは!
しかも他の孤児と同じように実の息子の記憶の改ざんしていたわけでしょ?
やばいーー!
理事長は本当のサイコパスですね!
自分の息子より何よりアリカさんが好きだった。
そしてアリカさんの遺伝子をもつ、ネリとマリアちゃんを引き取って大規模プロジェクトを遂行させるんですもんね。
すごい執着ですよ。
彼にとって本当にアリカさん以外はどうでもいい存在だったんだなって思うとなんだか切なくなってしまいました(´・ε・̥ˋ๑)
そして全ての秘密を知っていて、それでも学園から脱出しようとしていたシュウさんが素敵すぎですね!
いやー、なんか色々濃くて感想がまとまらない感じなんですが、レイ様本当に良かった。
最終的には自分の中のシュウさんと合体できて良かった。
ずっと辛い思いをしてきたシュウさんも幸せになれますように。
ロボットの発明頑張って世界を豊かにしてほしい。
全体的な感想
はい、とういうことで、絶対階級学園面白かったです!
真相ルートが思った以上にボリューミーで驚きました。
それぞれのキャラの過去のお話が知れてよかったし、その後の幸せな生活も見れて良かった。
本当にみんな幸せになって欲しいです。
現在ファンディスクを制作中とのことですので、首を長ーくして待っております!
絶対階級学園の総合評価
ということで絶対階級学園の評価です。
総合 ★★★★★
シナリオ ★★★★☆
糖度 ★★★★☆
イラスト ★★★★★
キャラ ★★★★★
音楽 ★★★★★
システム ★★★★☆
シナリオ
- シナリオめっちゃ良かった。
- 階級制度という設定も面白い。
- 伏線もすべて回収されていてお見事でした。
- エンディングも作り込まれていてよかった。
- メインルートと真相ルートがキャラクターごとにあってボリュームたっぷりでした。
- 合計して一人あたり6〜8時間ぐらいでしょうか。
- 全体的にめちゃくちゃ面白かったです。
- 若干金太郎飴なところだけが少し残念でした。
糖度
- 糖度はそんなに高くない。
- しかし恋愛過程がとても丁寧なのでキュンキュンします。
- もっとイチャイチャするのが見たいので、FDよろしくお願いします!
イラスト
- めちゃくちゃキレイです。
- 立ち絵もスチルも良かったです。
- スチルは一人あたり18枚ぐらい。
- 差分がたくさんあったし物足りなさは感じませんでした。
キャラ
- キャラクターも素晴らしかった。
- キャラクターそれぞれの強さや弱さがしっかり表現できていました。
- 全員好き…!ってなりました。
- 推しが選べない感じなのですが、一番荒ぶったのはハルくんですw
音楽
- 音楽も良かった。
- それぞれのシーンに適した音楽が流れていました。
- 特に緊張感のあるシーンの音楽がよかった。
- バッドエンドのエンディングも好きでした。
システム
- プロトタイプさんなのでめちゃくちゃ快適でした。
- 既読スキップは高速です。
- 選択肢ジャンプももちろんあります。
- ボイスの保存もできます。しかし1キャラ当たりの保存上限が30だったのでもっと欲しかったですw
- 一つだけ言えば、若干金太郎な感じがあるので、同じ様なシーンは既読スキップの対象にしてほしかったです!
製品情報
絶対階級学園 Switch
タイトル:絶対階級学園
ジャンル:恋愛アドベンチャー
発売日:2019年12月19日(木)
価格:パッケージ版 6,400円(税別)/ダウンロード版 6,100円(税込)
対応機種:Nintendo Switch/Nintendo Switch Lite
対応コントローラー:Nintendo Switch Proコントローラー
プレイモード:TVモード/テーブルモード/携帯モード
ボイス:フルボイス(主人公を除く)
CEROレーディング:D
コンテンツアイコン:犯罪
シナリオ:夏野景/宙地/伽那ノ光/喜屋武米助
原画・キャラクターデザイン:和田ベコ
音楽:MANYO/細井聡司(hosplug)/鷹石忍/ヤヅチスエタ/鈴葉ユミ
ムービー:神月社[Mju:z]
主題歌:あなたの瞳のなかに~First Love~
作曲:MANYO
作詞:中野愛子
歌:結良まり
おすすめのゲーム
絶対階級学園を手掛けたDaisy2さんの作品「三国恋戦記」も恋愛過程が丁寧でとても面白かったです!